JR東日本新潟支社は6日、信越線の30代男性車掌が5日の乗務中に、私用のスマートフォンで動画アプリを操作していたと発表した。動画を再生すると、電子マネーなどに交換できるポイントを得るのが目的で、4月ごろから複数回アプリを稼働させて乗務していたという。
新潟支社によると、5日午前8時50分ごろ、新潟発長岡行きの上り普通列車が押切―北長岡間を走行中、電源が入った状態のスマホが車掌の私物のかばん内にあるのを、指導担当の社員が見つけた。
乗務中は、電波が遮断される専用ケースに私用スマホを入れ、乗務用かばんにしまうルールになっていた。新潟支社は「指導を徹底する」としている。