東京メトロは6日、副都心線東新宿駅で7月、同駅から出発した列車が線路の向きを切り替えるポイントを損傷させるトラブルがあり、指令員や運転士が連絡不備により、列車の番号や各駅停車と急行の種別を誤認したのが原因だと明らかにした。列車は損傷の後、約12秒間、制限速度40キロに対し約66キロで走行していた。けが人はなかったが、ポイント交換が必要となり約8時間にわたり、運転見合わせなどが続き、約21万8千人に影響した。

 東京メトロによると、トラブルは7月28日午後2時45分ごろ発生した。