【オスロ共同】昨年ノーベル平和賞を受賞した日本原水爆被害者団体協議会(被団協)の和田征子事務局次長(81)は6日、被爆80年に合わせてノルウェー・オスロのノーベル平和センター前の広場で開かれた平和フェスティバルに参加した。「3度目の核兵器使用で新たな被爆者が生まれることを懸念している。市民の力で核廃絶を訴え続けよう」と呼びかけた。

 和田さんは、17年にノーベル平和賞を受賞した核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)と、22年受賞のウクライナの人権団体「市民自由センター」(CCL)の代表らとステージに登壇。「私たちの活動は市民の皆さんと共にある。一緒に行動を起こしてください」と訴えた。