第34回全国高等学校漫画選手権大会(まんが甲子園)で最優秀賞に選ばれた作品が類似作品の存在が指摘され失格となったことについて、主催する高知県の浜田省司知事は8日、定例記者会見で「専門家の意見を踏まえて審査体制などの運営方法を見直し、再発防止に努めていく」との考えを示した。
浜田知事は「規定に抵触する作品を、審査対象から事前に除外できなかった」と発言。人工知能(AI)を使ってチェックするなどの案に言及した。
まんが甲子園は2〜3日、高知市で開かれ、3日に最優秀賞受賞作をインターネット上に公表したところ、外部から類似作品があるとの指摘があり、県は大会の規定に抵触するとして失格にした。