万博入場券の販売枚数

 日本国際博覧会協会(万博協会)は11日、大阪・関西万博の8日までの入場券販売枚数が1809万5703枚に上ったと発表した。万博協会が運営費の黒字化の目安としてきた約1800万枚に到達した。ただ、実際の収支は今後の運営に伴い変動する余地があるとしており、目標とする2300万枚の販売を目指す。

 万博は4月の開幕から13日で4カ月となる。一般来場者数(確定値)は9日時点の累計で1340万2033人だった。

 万博協会の開幕前の想定では、運営に必要な人件費や広報宣伝費などの支出の総額は1160億円で、この8割超を入場券の売り上げで賄う。万博協会は収支のめどが立つのは9月以降としている。