【ワシントン共同】米国と中国が互いに課す関税の一部停止措置が12日未明(日本時間12日午後)、期限を迎える。スウェーデン・ストックホルムでの7月の閣僚級協議では、90日延長する方向で一致したが、トランプ大統領と習近平国家主席は最終判断をしていない。延長されなければ24%分の関税が復活する。
トランプ氏は11日、ホワイトハウスで記者団に延長するかどうかを問われ「どうなるか見てみよう。中国とは非常に良好な関係を築いてきた」と述べて明言を避けた。
中国は「関税乱用に反対する中国の立場は一貫している」として、米政権をけん制している。