真夏の夜空を彩る「ペルセウス座流星群」が12日深夜から13日未明にかけて出現のピークを迎えた。毎年この時期に見られる流星群だが、国立天文台によると今年は月明かりの影響で見える数は例年より少なめ。それでも天候に恵まれた地域では天体ショーを観察できた。
日本海に面した北海道北部の苫前町では、いくつもの流れ星が見られた。時折ひときわ明るい流れ星が通った際に見られる「流星痕」も出現。天の川や「夏の大三角」のそばを光の筋が走った。
ペルセウス座流星群は、かつて彗星がまき散らしたちりの帯を地球が通過することで起きる。冬のしぶんぎ座流星群、ふたご座流星群と並んで「三大流星群」とされる。