15日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=147円台半ばで取引された。
午前10時現在は前日比92銭円安ドル高の1ドル=147円47〜48銭。ユーロは66銭円安ユーロ高の1ユーロ=171円82〜87銭。
米国が発表した7月の卸売物価指数が市場予想を上回ったため、米連邦準備制度理事会(FRB)による大幅な利下げ観測が後退。米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大を意識した円売りドル買いが優勢だった。
市場では「米側の円安ドル高是正を求めるような発言に対して警戒感が強まっている」(外為ブローカー)との声があった。