14日、米ロ首脳会談が開催される米アラスカ州アンカレジで抗議デモに参加する人たち(共同)

 【アンカレジ共同】米ロ首脳会談を15日に控えた米アラスカ州アンカレジで14日、市民らがロシアの侵攻を受けるウクライナに連帯を示し、ウクライナ不在の会談に抗議するデモを行った。「アラスカはウクライナを支持する」などと書かれたプラカードを手に街頭に立ち、会談開催を「歓迎しない」と声を上げた。

 市役所などがある中心部には会談開催を知らせるようなものは見当たらない。一方で幹線道路沿いには大勢の人々が集まり、ウクライナの黄色と青の旗を掲げた。通行車両が賛意を示すクラクションを鳴らすと、デモ参加者は歓声を上げて応じた。