福岡県は15日、同県宗像市沖で発見された2人の遺体が、記録的な大雨が降った同県福津市の川に流され安否不明となっていた男女と確認したと発表した。大雨による死者は福岡、熊本両県で計5人となった。行方不明者は2人。
福岡県宗像市に隣接する福津市では10日午後、増水した川に60代の男女2人が流されたと119番があった。女性の遺体は13日、男性の遺体は14日に、ほぼ同じ海域で順次見つかり、県警が身元の確認を進めていた。門司海上保安部によると、溺死の疑いがある。
大雨では、熊本県で男女2人の行方が分かっていない。