野球部内での暴力事案が交流サイト(SNS)で拡散し、全国高校野球選手権大会の出場を辞退した広陵高(広島市)は18日までに、部員間の暴力を伴う不適切な行為について再調査する方針を示した。SNS上で事実と異なる生徒への誹謗中傷が投稿されているとし、法的措置も含めて対処するとも明らかにした。
広陵高によると、1月に上級生が寮で頬をたたくなどの暴力事案があり、高野連が3月に厳重注意した。元部員が別の事案について訴えており、第三者委員会で調査している。
さらに「文春オンライン」では部室で暴行を受けていたとする元部員の報道があり、広陵高は「暴行の事実はない」と反論した。