李赫氏(聯合=共同)

 【ソウル共同】複数の韓国メディアは18日、韓国政府が次期駐日大使として、駐日公使などを歴任した李赫元駐ベトナム大使を内定したと伝えた。正式に着任すれば、6月発足の李在明政権が任命する初の駐日大使となる。報道によると、駐米大使には李政権と同じ革新系の文在寅元政権で外相を務めた康京和氏を内定した。

 李赫氏は、韓国外務省のアジア太平洋局長などを歴任した「日本通」として知られる。韓国メディアによると大統領府の魏聖洛国家安保室長と外務省の同期で、李政権の対日政策に関与してきた。

 尹錫悦前政権下の昨年8月に駐日大使となった朴チョル熙氏は、李在明政権の発足に伴い今年7月に離任していた。