大阪・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオンで、江崎グリコは老化防止の研究を発信している。江崎勝久会長は、菓子メーカーだけではない側面を「子どもたちにも印象づけるという意味で、万博は良い場だ」と話す。
グリコのブース「細胞ケア研究所」は、細胞に直接働きかける老化予防がテーマ。老化の一因である「老化細胞」を取り除く素材として特許を取得した、マメ科の樹木ネムノキを紹介する。9月には、腸内環境の改善や体の酸化防止の啓発イベントも開催する予定だ。
江崎氏は、心身の健康を促進するグリコの企業理念が「みんな元気で長生きしよう、という万博のテーマに沿っている」と強調する。