JR西日本は19日、2026年春に山陽線姫路―英賀保間に開業する新駅(兵庫県姫路市)の名称を「手柄山平和公園」と発表した。姫路市が再整備している手柄山平和公園のアクセス性向上などを目的に建設。新たに園内にできるスポーツ施設「ひめじスーパーアリーナ」とデッキで直結し、利便性を高める。
公園には戦没者の慰霊塔や平和資料館があり、今年4月に手柄山中央公園から改称。アリーナには約5千人を収容できる体育館のほか、大型プールなども備え、多くの客の利用が見込まれる。
記者会見したJR西の平田恭子兵庫支社長は市の要望を基に駅名を決めたとし「末永く親しまれる駅になってほしい」と期待を示した。