【ワシントン共同】米商務省が19日発表した7月の住宅着工件数(速報、季節調整済み)は年率換算で前月(改定後)より5・2%増の142万8千戸だった。2カ月連続のプラスで、129万戸程度と見込んだ市場予想を大幅に上回った。

 主力の一戸建ては2・8%増の93万9千戸。集合住宅も11・6%増と堅調に伸びた。全体の着工件数の前年同月比は12・9%増だった。

 地域別では、最大市場の南部が前月比19・2%増。中西部も33・3%伸びた。一方、西部は27・5%、北東部は26・0%それぞれ減った。

 着工件数の先行指標となる建設許可件数は2・8%減の135万4千戸と市場予想を下回った。前年同月比では5・7%減だった。