記者会見で知事選に立候補しないことを表明した広島県の湯崎英彦知事=20日午後、県庁

 広島県の湯崎英彦知事(59)は20日、任期満了に伴う知事選(10月23日告示、11月9日投開票)に立候補しないと正式に表明した。湯崎氏は2009年に初当選し、現在4期目。県庁で記者会見し「4期は一つの区切りだ」と述べた。

 これまでに知事選への出馬を表明した人はおらず、今後立候補に向けた動きが本格化するとみられる。

 湯崎氏は広島市出身で東大卒。1990年に旧通商産業省に入省後、通信関連ベンチャー企業の副社長などを経て知事選に初当選した。