新たな通行規制の運用が始まった国道471号の規制区間=飛騨市古川町野口

 宮川沿いを走る岐阜県飛騨市の国道471号の通行規制に関し、道路を管理する県古川土木事務所(同市古川町)は、規制区間近くのダムの放流量を通行止めを実施する基準とするよう道路管理を改めた。これまでは道路の冠水などの状況で規制をしてきたが、走行する車両の安全性をより高めるために新たな実施基準を設定した。今季の梅雨期を機に運用に入った。

 対象区間は国道471号の同市古川町野口の国道41号との合流点から同市宮川町小谷の小谷林道との合流点までの3・4キロ。車道が幅員6メートル、片側1車線の道路で区間内に野口トンネルがある。

 降雨などで国道に並行する宮川の増水によって冠水した際、全面通行止めとされる。2020年7月8日には冠水で8時間にわたって通行止めとなるなど、04年からは同様に4回の通行規制が行われた。

 これまでは、道路の状況に降雨や宮川の水量と水位などを分析して規制を実施。新たな実施方法では、区間内の宮川にある関西電力角川ダムの放流量が毎秒1342トンとなった場合、あるいは区間内の国道の路面から4・71メートル下に宮川の水位がなった場合に通行止めとする。

 これまでの冠水による規制の実績から、同ダムの放流量が毎秒1700トンになった場合に国道は冠水しており、毎秒1342トンの放流量から1時間ほどで1700トンに増えていた。

 通行止めが実施された際は県道稲越角川停車場線、市道の臼坂線、林道の森安臼坂線が迂回路(うかいろ)になる。