岐阜県議選が告示、舌戦がスタートした。

 第20回統一地方選の前半戦で行われる岐阜県議選が31日告示された。立候補の届け出は午後5時に締め切られ、26選挙区(定数46)に計59人が出馬した。このうち海津市や養老郡、可児市、瑞穂市など17選挙区の計19人が無投票で当選を決め、残る9選挙区で出馬した40人が27議席を巡る9日間の選挙戦に突入した。4月9日に投票、即日開票される。

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 新型コロナウイルス禍や物価高騰で疲弊した社会経済活動の回復支援、少子化・人口減少対策、地域活性化策などが問われる選挙。衆院解散がない限り2025年夏の参院選まで大型の国政選挙はないことから、各党の勢力図を占う戦いとしても注目される。

 定数、選挙区割りは前回19年と同様。立候補した59人の内訳は現職41人、元職1人、新人17人。うち女性は6人で前回より1人増えた。党派別では自民が33人(現職30人、新人3人)、立憲民主が現職1人、日本維新の会が新人2人、公明が現職2人、共産が3人(現職1人、新人2人)、国民民主が現職3人、諸派が新人1人。無所属は、自民推薦の新人1人を含め14人(現職4人、元職1人、新人9人)。県議会で約7割の議席を占める自民会派「県政自民クラブ」が勢力をさらに拡大するか、他党派が阻むかが焦点となる。

 

 選挙戦となった選挙区は前回より一つ減。岐阜市(定数9)で11人、大垣市(同4)で6人、定数3の3人区では各務原市で5人、関市・美濃市で4人が出馬した。2人区では高山市と多治見市、中津川市で各3人が立った。1人区では不破郡に3人、本巣市に2人が立候補した。

 無投票の17選挙区は定数2の可児市と揖斐郡、1人区の瑞浪市、羽島市、恵那市、美濃加茂市、土岐市、山県市、瑞穂市、飛騨市、郡上市、下呂市、海津市、羽島郡、養老郡、安八郡、加茂郡。無投票の選挙区は前回より一つ増え11年と並んで最多となり、全選挙区に占める割合は65・4%と初回の1947年以降で最も高くなった。

 無投票当選した19人の内訳は自民17人(現職16人、新人1人)、国民現職1人、自民党籍を持つ無所属現職1人。無投票当選者の総定数に占める割合「無投票当選率」は41・3%で、前回より6・5ポイント下がった。