―昨年を振り返って。

 情報技術の発展と社会のデジタル化が大きく進んだ一年でした。特に生成AIは、技術革新とサービス化が進み、ビジネスの現場でも活用が急速に拡がりました。私どもも最新のICTサービスに加えNTT西日本グループの多様なサービスやアセット活用等を含めたトータルでのご提案を通して、お客さまの課題解決のお役に立てるよう取り組みました。また、災害の頻発化・激甚化、スマート社会に対応できるよう通信ネットワークの強靭化や高度化を図り、安定した通信サービスの提供に努めました。

 ―2025年の抱負を。

 取り巻く環境が激しく変化し続ける中、お客さまの課題も多様化・複雑化しています。解決に向けたアプローチは複数ありますが、中でもデジタル化への取り組みは重要と考えます。私どもは地域密着型のICT企業として、培った技術力や地域に密着したサポート力などの「総合力」で、お客さまのデジタル化や課題解決のお役に立てるよう引き続き努めてまいります。また、「バリュークリエーションパートナー」として、お客さまやパートナーの皆さまとの共創を推進し地域社会やお客さまに新たな価値をお届けできるよう挑戦していきます。高品質で安定した通信サービスの確保に向けては「現場力」に磨きをかけ通信設備の保全・保守等に努めるとともに災害対策の一層の充実・強化を図ります。さらに地域社会の一員として、豊かな自然を守る清掃活動や各種ボランティアなどにも引き続き積極的に取り組みます。

 ―大阪・関西万博について。

 いよいよ4月に大阪・関西万博が開幕します。NTTパビリオンでは高品質・大容量・低遅延を実現する次世代情報通信基盤「IOWN(アイオン)」を活用し離れた場所と空間を繋ぎます。ワクワクするコミュニケーションの未来を、ぜひご体験ください。