―昨年を振り返ると。
人材不足に悩まされた1年でした。売り上げは好調でしたが、お客さまから仕事を依頼されても条件付きだったり、場合によってはお断りさせていただくという非常に心苦しい経験をしました。それでも、お客さまにしっかりと事情を丁寧に説明することを心がけました。また、解体工事に関しても難易度が高い工事が増え、技術などをしっかり学ぶ1年となりました。
―労働環境などについては。
労働現場の安全管理に求められる条件は年々厳しくなっている状況です。しっかりと対応していかないといけません。現場で必要な技術の取得はもちろんですが、安全な状態で働ける新しい労務管理システムづくりの導入も進めていきます。
―実際の解体の案件に関しては。
現在、岐阜市の柳ケ瀬にある旧長崎屋の解体を行っています。自分にとって柳ケ瀬は活気があった時期を知っている思い出の地です。活気を取り戻してほしいとの思いで業務にも力を入れています。スクラップ&ビルドで使用されていない老朽化した建物を解体して、更地になった土地に機能性の高い新たな建物が誕生すれば、街の活性化につながります。そこで築いたネットワークを基に、柳ケ瀬の発展に尽力することで県内の中心地がにぎわい、活気のある岐阜県になるよう、お力になりたいと思っております。
―地域貢献に精力的ですね。
地域密着を掲げ、岐阜を中心に解体の仕事をさせてもらっています。地域のために頑張るとの思いで、清掃活動やFC岐阜などの地元のスポーツチームの応援にも注力しています。
―今後の展望は。
人材の確保・育成に力を入れていきます。「人は宝」を肝に銘じ、人を大切にしていきたいです。解体工事では、新しい技術や経験を会社として積極的に吸収していきます。
