―昨年はどんな年でしたか。
一昨年は新築を中心に受注が落ち込みましたが、昨年は客足が戻り始め、受注も回復傾向にあります。これを機に営業研修などを行ってお客さまと向き合う姿勢を見直し、さらなる受注向上を目指しています。
また、これまで経営の多角化を図り、介護事業やコインランドリーなど、暮らしに密着した新たな分野に進出してきましたが、昨年は新たにフィットネスジム2店舗と、ビタミンドリンク専門店をオープンしました。今後も景気の動向を見極めながら、新分野参入に取り組みます。
―特に注力したことは。
お客さま参加型イベントとして、人気の高い平屋見学会を毎月開催しています。また2カ月に1度、大工棟梁と一緒に木のイス作りや丸太切り、カンナ削りなどを楽しめたり、大工棟梁の建前が見られる「ミニ上棟」も行ったりする体験会も実施。当社の強みである大工棟梁とふれあい、魅力を感じていただくことで、参加したお客さまの多くが契約に至っています。年末には、お客様感謝週間と称して全社員でお客さまの元へカレンダーを届ける試みも行っており、今後もお客さまとふれあう機会を創出し、アフターメンテナンスやリフォームなど末永いお付き合いができる信頼関係を築いていきます。
―今年の抱負をお願いします。
昨年から、本社ショールームの改装やキッズコーナー増設などの環境整備を行っており、今年、美濃加茂支店の改装ができたらと考えています。お客さまへのおもてなし強化や利便性向上から、売り上げアップに努めます。また、社員満足度を上げることを目指し、昨年は社員の健康維持に活用できるよう、福利厚生として当社が経営するフィットネスジムを社員価格で利用できるようにしました。さまざまな角度から社員の幸せを考え、会社の成長につなげていきたいと考えています。
