-昨年を振り返ると。
昨年はリフォームが好調でした。新築は、資材高騰の影響や仕様を改善したことによる価格上昇、さらには高価格帯のラインアップとして、近代建築の三大巨匠の一人である米国のフランク・ロイド・ライト財団の認定を受けた住宅の供給に力を入れていることなどがけん引しました。
工期に関しては、夏の暑さや労働時間規制の影響で、急ピッチでの工事ができないことから延び、全体的に遅れが出ています。これらの問題に対して頭を悩ますことの多い1年でした。
-リフォームの強みは。
LIXILリフォームショップ伸和建設は、水回りの修繕から大規模リフォームまで、あらゆるニーズに応えられるノウハウを蓄積させています。
新築のOBさまからのご依頼はもちろん、新規のお客さまから何度もご依頼を頂くことで信頼関係を築き上げてこれました。更に、新築のOBさまからは、実家のリフォームの相談を受けたケースもありました。その後、話し合いを重ね成約につながりました。
昨年はこのような大規模リフォームを数多く手がけ、また、耐震や断熱の相談では、国や自治体の補助金が使える場合もあるため、気になることがあれば、まずは相談いただければと思います。
-今年の抱負をお願いします。
リフォームは今後、伸ばしていきたい部門です。空き家問題に関してもいろいろと手を打っていきたいです。
新築に関しては、デザイン性も重視しながらより良い住まいの提案をしていくという方針を大切にし、来期からは標準装備の見直しを図ります。例えばキーレス玄関ドアや防犯カメラ、防犯ガラス等、オプションでの採用率が高い項目です。ニーズが上位の商品を標準装備にすることで、分かりやすさを打ち出していき、よりお客さまに選ばれる総合住宅会社を目指します。
