12日から一般公開する回向柱=関市西日吉町、関善光寺

 関善光寺(岐阜県関市西日吉町)は、全国6カ所の善光寺で7年に1度の本尊同時御開帳が4月3日から行われるのを前に、触れることで御利益があるとされる高さ2・7メートルの回向柱(えこうばしら)を12日から一般公開する。

 同寺は1798年に善光寺(長野市)の等順大和尚が関善光寺に出開帳した際、人出の多さに感動し、善光寺堂(本堂)が建立された。回向柱は、出開帳の際に設置されたといい、224年の歴史がある。

 回向柱は本尊の中央の阿弥陀如来と五色の糸で結んでおり、本尊に触れるのと同じ御利益があるといわれている。一般公開は今月末まで行い、近くにアルコール消毒液を置くなど新型コロナウイルスの感染対策にも備える。

 佐藤舜海住職は「当時の回向柱が残っているのは珍しい。御利益のある柱に感染対策をした上で触れてほしい」と話している。

 御開帳は6月29日まで。関善光寺では、本尊の秘仏「一光三尊善光寺如来像」を公開するほか、本堂前に高さ約4メートルの回向柱を新たに設置する。