週明け19日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が続落した。前週末終値からの下げ幅は一時200円を超えた。米大手格付け会社が米国の信用格付けを引き下げ、外国為替市場で円高ドル安が進みやすくなるとの警戒感が拡大。製造業銘柄の一角で売り注文が優勢だった。

 午前終値は前週末終値比136円09銭安の3万7617円63銭。東証株価指数(TOPIX)は3・71ポイント高の2744・16。

 米ムーディーズ・レーティングスが前週末に米国の信用格付けを最上位から1段階引き下げた。これを受け、19日の東京市場では朝方から株価水準が高い半導体関連株を中心に値を下げた。