29日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=146円台前半で取引された。

 午前10時現在は前日比1円96銭円安ドル高の1ドル=146円10〜11銭。ユーロは84銭円安ユーロ高の1ユーロ=164円11〜18銭。

 トランプ米政権の関税政策による米景気の悪化懸念が和らぎ、ドルを買って円を売る動きが先行した。日経平均株価の上昇も、投資家のリスク回避姿勢を後退させ、円売りを進めた。

 外為ブローカーは「市場は大荒れだ」と話した。