日本国際博覧会協会(万博協会)は5日、記者会見を開き、大阪・関西万博会場南側にある「ウォータープラザ」の海水から指針値の最大20倍に当たるレジオネラ属菌が検出されたため、5、6日の水上ショーを中止すると発表した。水質改善を進めており、5日にサンプルを採取し、検査結果を見て再開するかどうか検討する。
万博協会によると、5月29日に保健所の検査でレジオネラ属菌を検出。協会独自の検査で31日に指針値の1・6倍、今月4日に20倍を検出し、4日の水上ショーを中止した。2日に実施された保健所による詳細検査で検出限界以下だったため、即座にショーを中止しなかったという。