鳥取県米子市の米子水鳥公園で5日までに、カルガモのひなが今季初めて確認された。昨年より6日遅い4日で、観測を始めた2000年以降3番目に遅い。親を先頭に一列になって水面を泳ぎ回る愛らしい姿が、来園者を和ませている。
園によると、生まれて数日以内とみられる12羽が2組。施設の建物から約300メートル離れた水面で1組目を確認し、近くでもう1組を発見した。
園では8月にかけて、多いときには10組以上が子育てを行う。桐原佳介総括指導員は「今年は確認が遅れて気をもんでいた。無事に育ってほしい」と話している。