浜松市の東名高速道路に車が転落し、子ども2人が放置された事故で、逃走後に道交法違反(無免許運転など)の疑いで逮捕された無職榑林亜樹也容疑者(47)の体内から違法薬物が検出されていたことが5日、捜査関係者への取材で分かった。静岡県警は事故との関連を捜査するとともに、薬物使用の発覚を逃れるために逃げた可能性もあるとみて調べている。
榑林容疑者が運転する車は1日午後1時半ごろ、東名高速をまたぐ橋付近のガードレールなどを突き破り、東名高速に落下し、横転した。
県警は2日、浜松市内で榑林容疑者の身柄を確保し、車を無免許で運転し、事故後に車を放置して逃げたとして逮捕した。