大阪府の吉村洋文知事は5日、大阪・関西万博会場内にある「静けさの森」の親水池で指針値を超えるレジオネラ属菌が検出されたと府庁で記者団に明らかにした。検査した大阪市保健所によると、子どもを含む来場者が水遊びするエリアで採水したサンプルから、5月28日に指針値の20倍の数値を検出した。
日本国際博覧会協会は5日、保健所からの報告を受け、5月30日から親水池の利用を停止しているとホームページで明らかにした。
会場内では、海水を引き込んだ「ウォータープラザ」でもレジオネラ属菌が検出され、4日以降、噴水を使う水上ショーが中止となっている。