5月の車名別国内新車販売台数は、ホンダの軽自動車「N―BOX(エヌボックス)」が前年同月比7・0%減の1万3565台で、2カ月ぶりに首位になった。日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が5日発表した。
N―BOXは広い車内や安全性能の高さで人気だが、2023年10月の全面改良の効果が一巡し、前年同月比では販売が減少した。2位はスズキの軽「スペーシア」で19・7%減の1万2179台だった。
3位はトヨタ自動車の「ヤリス」で、13・2%減の1万1756台だった。4位にトヨタの「ライズ」、5位にダイハツ工業の軽「タント」が入った。上位10車種のうち5車種をトヨタが占めた。