沖縄県で昨年5月、20代女性に性的暴行をしようと負傷させたとして、不同意性交致傷罪に問われた在沖縄米海兵隊の上等兵ジャメル・クレイトン被告(22)は5日、那覇地裁裁判員裁判の被告人質問で「私は暴力を振るうようなことはしていない。振るう理由すらない」と述べた。弁護側の問いに答えた。
この日の公判中、当時を振り返り時折笑う場面があった。小畑和彦裁判長から「聞かれたことだけを端的に答えるように」と注意も受けた。
起訴状によると、昨年5月26日朝、女性の背後から首を絞めるなど暴行を加え、性交しようとしたが目的を遂げず、両目などに約2週間のけがをさせたとしている。