横浜市の山中竹春市長(52)は5日の市議会本会議で、任期満了に伴う市長選(7月20日告示、8月3日投開票)に再選を目指し立候補する意向を正式表明した。「ここで立ち止まるわけにいかない。次の市長選に強い決意を持って臨む」と述べた。今後は、独自候補擁立を見送る方向となった自民党市連の対応が焦点となる。
山中氏は横浜市立大医学部の元教授。2021年市長選で立憲民主党の推薦を受け初当選を果たした。カジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致反対を掲げ、菅義偉元首相の側近だった小此木八郎元国家公安委員長や、自民市議の一部が支持に回った林文子前市長らを破った。