政府は6日、こども政策推進会議(会長・石破茂首相)を開き、今後の政策をまとめた2025年度「こどもまんなか実行計画」を決めた。困難に直面する子どもや若者への支援を柱の一つに据え、自殺防止や貧困対策の取り組みを強化する。
増加傾向にある子どもの自殺の要因を有識者らと分析。自殺を試みた子どもと家庭を地域ぐるみで支援する体制をつくる。重大ないじめや不登校も増えており、学校や教育委員会と福祉・医療関係者らの連携を進める。
障害児支援の一環で、発達に特性がある子どもの実情を把握し、支援の在り方を検討する。
貧困対策はひとり親家庭の就労支援を強化。職探しから就職後まで支援するモデル事業を行う。