【キーウ共同】ウクライナ政府高官は18日、ゼレンスキー大統領がオランダ・ハーグで24〜25日に開かれる北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に出席する方針を固めたと明らかにした。ウクライナの将来的な「安全の保証」にはNATO加盟に代わるものはないとの立場を伝える見通し。
ロシアは、ウクライナにNATO加盟を断念させる「中立化」を侵攻の大義としており、米国もウクライナのNATO加盟には消極的。一方、ウクライナは加盟を目指す姿勢を崩していない。
NATO首脳会議にはトランプ米大統領も出席予定。ゼレンスキー氏は、米ウクライナ首脳会談の可能性も探りたい考えだ。