東海道・山陽新幹線でかつて使われた点検車両「ドクターイエロー」のT3編成の展示開始を記念し、石川県白山市の市立高速鉄道ビジターセンター(トレインパーク白山)で20日、除幕式が開かれた。先月26日まで展示されていた名古屋市のリニア・鉄道館から船やトレーラーで搬入した。
除幕式で、JR西日本金沢支社の石原利信支社長は「重要な役割を担ってきた車両だ。展示を契機に地域の活性化につなげていきたい」とあいさつした。
T3はJR西の所有で、1979年に製造され2005年に引退した。リニア・鉄道館では、今年1月に引退したT4編成の一般展示が今月14日からスタートしている。