ニューヨーク証券取引所(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】8日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落し、前日比165・60ドル安の4万4240・76ドルで取引を終えた。トランプ米大統領が米国に輸入される銅に50%の追加関税を課すと発言し、影響を警戒した売り注文が優勢だった。

 トランプ政権が銅や医薬品などに高関税を課せば企業のコスト増につながり、サプライチェーン(供給網)が混乱するとの懸念が広がった。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は反発し、5・94ポイント高の2万0418・46だった。