関西電力高浜原発が立地する福井県高浜町長の野瀬豊(のせ・ゆたか)さんが17日午後7時46分、虫垂がん治療のため入院中、京都市の医療機関で死去した。65歳。高浜町出身。葬儀・告別式は近親者で執り行う。
町議を経て、2008年の町長選に初当選し5期目。関電役員らが町の元助役から多額の金品を受領していた問題が19年に発覚し、原発との共生の在り方が問われた。21年には運転開始から40年を超える高浜1、2号機の再稼働に同意。行き場のない使用済み核燃料問題など、国の原子力政策への提言も重ねた。
関西電力高浜原発が立地する福井県高浜町長の野瀬豊(のせ・ゆたか)さんが17日午後7時46分、虫垂がん治療のため入院中、京都市の医療機関で死去した。65歳。高浜町出身。葬儀・告別式は近親者で執り行う。
町議を経て、2008年の町長選に初当選し5期目。関電役員らが町の元助役から多額の金品を受領していた問題が19年に発覚し、原発との共生の在り方が問われた。21年には運転開始から40年を超える高浜1、2号機の再稼働に同意。行き場のない使用済み核燃料問題など、国の原子力政策への提言も重ねた。