経済産業省が6日発表した4日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、前週調査より20銭高い174円20銭となった。値上がりは3週連続。中東情勢の緊張緩和により原油相場は安定しており、ガソリン価格の変動は限定的だった。
政府はガソリン価格を抑えるため1リットル当たり定額10円の補助金を支給し、6月下旬以降は店頭価格が175円を超えないよう補助金を追加している。8月7〜13日の支給額は、定額10円に追加分2円20銭を合わせた12円20銭とする。
4日時点の都道府県別価格は、上昇が28都道府県、横ばいが5府県、下落が14県となった。最安値は愛知県の168円ちょうど、最高値は鹿児島県の183円80銭。
軽油は前週調査より20銭高い154円30銭だった。灯油は18リットル(一般的なタンク1個分)当たりで1円下がり、2212円となった。