世界ボクシング評議会(WBC)、国際ボクシング連盟(IBF)バンタム級王者の中谷潤人(M・T)が6日、次戦から世界主要4団体統一王者の井上尚弥(大橋)が君臨するスーパーバンタム級に上げる意向を示した。「(同級への)体づくりもしている。楽しみにしてほしい」と語り、バンタム級の両王座は返上する見通し。

 この日、東京都内でWOWOWの番組収録参加後に取材に応じた中谷は、来年5月に井上尚とのビッグマッチを見据えている。自身の世界4階級制覇の期待もかかり「今まで通り、僕らしく試合をやっていきたい」と意欲を語った。

 同じジムの神足茂利が2日の試合後に硬膜下血腫のため、開頭手術を受けた。