平和公園の「平和の泉」から献水用の水をくむ生徒ら=8日午前、長崎市

 長崎市で9日の「原爆の日」に営まれる平和祈念式典を前に、地元の小中高生3人が8日朝、会場となる平和公園の「平和の泉」から、水を求めながら亡くなった人々にささげるための水をくんだ。

 3人は式典で、原爆がさく裂した午前11時2分の黙とうに先立ち、被爆者や遺族と共に献水する。

 平和の泉のほか、多くの被爆者が利用したとされる湧き水など、市内4カ所の水も献水のために用意される。