オムロンヘルスケアが自主回収する「自動体外式除細動器レスキューハートHDF―3500」

 オムロンヘルスケア(京都府向日市)は8日、全国の企業や公共施設に納入した自動体外式除細動器(AED)1万8245台を自主回収すると発表した。本体の回路に故障が生じ、電気ショックが発生しない可能性があるという。

 回収するのは「自動体外式除細動器レスキューハートHDF―3500」で、約1万6千施設に納入した。製造する英国の企業から回収するとの連絡があった。AEDの部材の変更で、電気ショックが発生しない可能性が確認された。実際に故障が発生した事例は報告されていないという。

 問い合わせは、通話無料の電話、8月12日までは(0120)401066、13日以降は(0120)400185。