天皇陛下は8日、皇居・御所で、ペルーのボルアルテ大統領と会見された。大統領は大阪・関西万博のナショナルデーに合わせて来日した。
宮内庁によると、会見は約35分間で、大統領は両国関係において「日系人が果たしてきた役割は非常に大きい」と述べた。陛下は、秋篠宮家の次女佳子さまが2023年にペルーを公式訪問したことに触れ「大統領をはじめ、ペルーの皆さんに歓迎されたことを感謝します」と話した。
大統領は、農業生産に力を入れるペルーでのかんがい事業について説明し、陛下は「どのような取り組みをされているか」と尋ねた。