【ロンドン共同】スポーツ仲裁裁判所(CAS)は11日、サッカーの欧州リーグから除外されたイングランド・プレミアリーグのクリスタルパレスの不服申し立てを棄却したと発表した。同じく欧州リーグ出場権を得たフランス1部のリヨンとの間で、同じオーナーによる複数クラブ所有に関する規則違反があったと、欧州連盟(UEFA)に判断されていた。
鎌田大地が所属するクリスタルパレスは昨季イングランド協会(FA)カップを初制覇し、新シーズンの欧州リーグ出場権を獲得。しかし、欧州チャンピオンズリーグ、欧州リーグに次ぐ格付けの欧州カンファレンスリーグ出場を懸けたプレーオフに回ることになる。