【深セン共同】日系自動車大手3社の中国市場における7月の新車販売台数が13日出そろった。日産自動車は新型の電気自動車(EV)「N7」の販売が好調で、前年同月比21・8%増の5万7359台となった。トヨタ自動車もプラスを維持したが、ホンダは減少が続き、明暗が分かれた。
トヨタは5・7%増の15万1700台だった。前年同月水準を上回るのは6カ月連続。ハイブリッド車(HV)やEVのスポーツタイプ多目的車(SUV)「bZ3X」の好調が続いた。
ホンダは14・7%減の4万4817台にとどまり、18カ月連続でマイナスとなった。ヒット車が生まれず、3社の中でも苦戦が目立っている。