香川県観音寺市は13日、7月の参院選投開票日前に同市選挙管理委員会に対する公民権回復の通知を怠ったため、本来は投票できた男性2人が選挙当日に「投票不可」の状態だったと発表した。うち1人は期日前投票に訪れたが断られていた。市は2人に謝罪し、今後の確認体制を強化するとしている。
市によると、今月7日、高松保護観察所からの7月分の通知を確認していた際、選挙前に男性1人が公民権を回復していたにもかかわらず、選管に通知していなかったことが判明。4月以降の通知を再確認すると、別の男性も同様の状態だった。
佐伯明浩市長は「心より深くおわびする。このような事態は決してあってはならない」とのコメントを発表した。