内閣府が15日発表した2025年4〜6月期の国内総生産(GDP、季節調整済み)速報値は、物価変動の影響を除く実質で前期比0・3%増、年率換算は1・0%増だった。遡及改定があり、プラス成長は5四半期連続。長引く物価高で個人消費が伸び悩んだものの、堅調な企業業績を背景に設備投資がけん引した。
内需の柱となる個人消費は前期比0・2%増。企業などの設備投資は1・3%増となった。輸出が前期比2・0%増、輸入は0・6%増だった。
物価変動を含めた名目GDPは前期比1・3%増で、年率換算は5・1%増だった。