2年前の春に始めた当コーナーも、今回でちょうど100回目となりました。節目にちなんで今回は「百々ケ峰」。岐阜市の最高峰で、長良川を挟んで金華山と向き合っています。

 そもそも「百々」は、水が「ドドーッ」とごう音を上げて流れる地であることや、崩壊性の山肌であることを指すとの説があります。関市下之保の百々目木(どどめき)や、土岐市曽木町百々(どうど)など、各地にあるようです。

 ただ、百々ケ峰の歴史をひもとくと、織田秀信の家臣・百々(どど)綱家の居城があったともされています。「百々ケ峰」の名に深く関わっているとみられますが、定かではありません。

 かつては341・5メートルの西峰が頂上とされていましたが、2007年ごろに417・9メートルの東峰が真の頂上とされました。写真は長良橋から両峰を撮影したものですが、東にある右側の峰が山頂です。

【答え】どどがみね