岐阜新聞社経営企画デジタル戦略室が、武蔵野大学アントレプレナーシップ学部教授の秋元祥治さん(岐阜市出身)とお届けするトーク番組「やっぱ岐阜やて!」。気になるニュースがありました。岐阜県内在勤在学の10~40代女性を対象にしたアンケートで、10、20代女性の4割が「岐阜県に住みたくない」と回答したといいます。「住みたくない」理由には、「昔ながらの慣習や古い体制の企業が多い」「若者に選ばれずさらに衰退する」「職場も少ない」などがあったといいます。

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 衝撃です。多くの女性は岐阜は働きにくい、生きにくいと考えているということです。「仕事や給料の安さが主な原因ではないのでは」と秋元さん。どういうこと? 「多様なキャリアや働き方、生き方が認められないのが暮らしづらさ、働きづらさになっている」といいます。選ばれる町に必要なのは多様性、寛容性だ、とも。どうしたら暮らしやすい岐阜になるんやろ。岐阜のおじさん2人が考えます。頼むで聞いたって!

出産や育児の支障「育児費心配」女性半数が回答/岐阜に住みたくない→若者4割 県人口問題研調査

 

あきもと・しょうじ 1979年生まれ、岐阜市出身。早稲田大学政治経済学部中退。2001年にNPO法人G―net(岐阜市)を設立、地域活性化、中小企業支援に取り組む。2013年に「岡崎ビジネスサポートセンター」(オカビズ)センター長就任(現・チーフコーディネーター)、中小企業支援、売り上げアップをサポートしている。著作に「20代に伝えたい50のこと」(ダイヤモンド社)ほか。

かばりーにょ・うまだ 1975年生まれ、岐阜市出身。99年に岐阜新聞社入社。経営企画デジタル戦略室長。「カバリーニョ」はポルトガル語で「子馬ちゃん」の意味。