-過去最高の売り上げを記録。
2023年度は過去最高の売り上げとなる9億7千万円となりました。コロナ禍でアルコールジェルが好調だった時も9億円台に乗りましたが、その時を上回る数字となりました。コロナ禍でEC市場の規模が拡大したことにより、大手通販会社との取引が伸びたことが要因と考えられます。特に衣料用の洗剤が販売増となりました。
-輸出も堅調。
ロシアによるウクライナ侵攻でロシアへの輸出は止まってしまいましたが、その落ち込み分を補うほどに、東南アジアなどに輸出が増加しておりメード・イン・ジャパンでありながら、輸出先の国々の人にも手に取ってもらえる価格帯で売り上げ増を見込んでおります。
-多彩な商品ラインアップの強み。
学校や病院向けの業務用洗剤の製造から始まった当社ですが、現在では芳香剤やハンドソープ、トイレクリーナーなど、さまざまな商品を生産しており、他メーカーと違いアイテム数が多いことから、いろいろな商品でコンテナをいっぱいにすることができるため輸出しやすいという特長があります。
-安い輸入品への対抗。
安価な輸入品と戦い、日本の企業として生き延びていくために固定のコストはなるべく抑えるために、従業員のうち、70%以上をパート社員にし、原料も安い輸入原料に変更することによって他メーカーにも負けない価格対応を可能としています。
-新たな取り組み。
1~2・5リットルの大容量の詰め替え用洗剤を生産できる充てん機1台を工場に導入しました。大容量洗剤の需要が伸びているため、春にはもう1台を設置する予定です。今後も顧客のニーズを的確に捉えて成長を続けていきたいと思います。
