国民民主党の玉木雄一郎代表は5日の党会合で、ガソリン税に上乗せされている暫定税率廃止に向けた法案を今国会に提出する考えを表明した。昨年12月に自民、公明両党と合意した暫定税率廃止について「一向に廃止されない」と不満を示した。立憲民主党や日本維新の会にも賛同を呼びかけ「成立を目指したい」と述べた。

 立民は既にガソリン税の暫定税率を7月から廃止する租税特別措置法などの改正案を提出している。野田佳彦代表は「野党がまとまれば廃止を実現できる」と記者団に語り、連携するよう国民に呼びかけた。

 維新の前原誠司共同代表は記者会見で「野党協力にかじを切る」と説明した。